フッ素は大人にも重要⁉

こんにちは☀️
森本歯科クリニックの歯科衛生士の岡田です!
前回『フッ素の働き、効果』についてお話させてもらいましたが、
今回は『フッ素の活用方法』についてお話していこうと思います。

《フッ素は大人にも重要!?》

歯周病の進行や年齢とともに歯茎が下がってしまいます。
歯茎が下がると歯の根っこ(セメント質と呼ばれる表面が弱い部分)が見えてしまいます。
その歯の根っこが見えているところは清掃不良になりやすく、根面う蝕(歯の根っこの虫歯)のリスクが高くなります。

そこで活用するのが、フッ化物配合歯磨剤(フッ素が入っている歯磨き粉)です!
フッ化物配合歯磨剤の虫歯の予防効果は、30〜40%程度と言われています。

【フッ素の効果をより引き出せる方法】

① 1日2〜3回フッ素の入った歯磨き粉で歯磨きをしましょう。

毎日使用していれば、意識せずにフッ素を歯の表面に作用させることが出来るので、

虫歯予防に繋がります。

②歯磨き後のうがいは、少ないお水(5〜15mlのお水)で1回のみにしましょう。

何度もゆすいでしまうと、お口の中に残るフッ素の量が少なくなってしまい虫歯予防の効果が減ってしまいます。
そして、ゆすいだ後1〜2時間程度は飲食をしないことがオススメです。

③歯磨き粉の量は、適量つけるようにしましょう。

大人の方は約1cm、歯ブラシの半分ぐらいが目安になります。
多くつけてしまうと研磨剤という成分が、歯や歯茎を傷つけてしまいます。
そして発泡剤という成分が、泡立ちすぎて磨けているようで磨けてないことが多く、磨き残しが多くなってしまいます。

④寝る前にフッ化物配合歯磨剤で歯磨きをしましょう。

寝ている間は日中に比べて唾液の分泌が減り、唾液の働きも低下することでお口の中の細菌が増えてしまい、虫歯・歯周病の進行がしやすくなると言われています。

1日の終わり寝る前の歯磨きはとても重要になります。
どうしても1日の終わりは、仕事終わりで疲れて短時間で済ませがちですが、
1日の中で夜が1番歯磨きの時間を確保しやすいかと思います。
1日の汚れを落とす気持ちで時間をかけて丁寧に磨くようにしましょう。

 

今日お伝えした内容は、皆さんが簡単に取り入れることの出来るものばかりです。

よかったらぜひ実践してみてください。

歯磨き粉のことで分からないことがありましたら、
ぜひ森本歯科クリニックのいつも担当している歯科衛生士にご相談ください!お待ちしてます!
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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