こんにちは!
森本歯科クリニック保育士 兼 歯科アシスタントの安並です!!
最近お天気もスッキリしない日が続いて、梅雨入りも直ぐそばまで
来ているような気配がしていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
季節の変わり目ですし、皆さん体調を崩されないよう
気を付けられて下さいね。
さて、本日6月4日からは「歯と口の健康週間」です。
それに因んで、今回はお子様の歯とお口の発達について、
少しお話させてもらえたらと思います。
食べる力に合わせた食事
赤ちゃんには、7~8ヶ月の頃に、前歯が生えてき、
その後、3歳頃までに20本の乳歯が生え揃ってきます。
乳歯は永久歯に比べて柔らかく、虫歯になりやすいので
定期的にチェックして、しっかり見守ってあげましょうね。
そして子ども達は、乳歯が生えそろう2歳半~3歳頃まで、
食事の際に、唇・顎・舌などを使って食べる練習を続けています。
この時期には、食べる力に合わせた食事をとることが大切です。
発達に合わない食べ物を食べていると、成長してから「かまない」
「丸飲み」などの問題が出ることも…。
焦らず、お子さんにあった食べ物を工夫してあげましょうね。
ここからは、小さなお子様を対象とした
かむ力・食べる力を育てる5つのポイントを
ご紹介させていただきます。
5つのポイント!!
1 顔をたくさん動かす
・熱いものを(唇を尖らせ)フーフーと吹いて冷ます
・ストローで水を飲む
・「あっかんべー」と、舌を出す、伸ばす
…などの動作は、口の周りの筋肉を鍛えます。
2 手づかみ食べをする
1歳頃は、食べ物を手で持って、前歯でかじる
「手づかみ食べ」を、しっかりさせてあげて下さい。
手と口を協調させる“ひと口大”の感覚が身について、
詰め込み食べを防ぐなどの効果があります。また、
手づかみ食べを十分に経験すると、後々に使う
スプーンやフォークを上手に使えるようになります。
3 いろいろなものを食べる
最初の頃は食べなくても、時期をおいて再チャレンジすると
食べるようになることもあります。いろいろな食べ物を
経験させてあげて下さいね。
4 吐き出すことを𠮟らない
よくかんで細かくなったのに、かたまりで吐き出して
しまうことがあります。これは食べ物を唾液と混ぜて
飲み込みやすくすることが、まだ上手にできない為です。
無理に飲み込ませると
「丸飲み」につながる恐れがあるので、
肉などかたまりになりやすい食材は
小さく切ってあげるなど工夫して、根気よく、気長に見守りましょう。
5 歯ごたえのあるものを食べる
根菜類、キノコ類などの歯ごたえのあるもの、こんにゃくなどの
弾力のあるものは、かむ力を育てます。
また、唾液の分泌を促し、口の中を綺麗にする効果もあります。
お子様の様子を見ながら、少しずつメニューに
取り入れてみてくださいね。
…以上が今回のお話となります。
いかがでしたでしょうか⁇
少しでも、日々頑張るお父さん・お母さんの
お役に立てれば幸いです。
歯と口の健康週間を機に、お子様のお口の中やお食事の様子を
チェックしてみてくださいね。
当クリニックでは、優しく丁寧に歯を見てくれる
歯科衛生士さんや
お食事の事に親身になって相談に乗ってくれる
管理栄養士さんがいますので、是非検診にいらして下さいね。
スタッフ一同、お会いできる日を楽しみにしています。
最後まで読んで下さいまして、ありがとうございました。