こんにちは!
歯科アシスタント 兼 管理栄養士 の池田です。
涼しい日が増え、過ごしやすい季節になりましたね!
今回のスタッブブログでは、砂糖とむし歯の関係についてお話します!
「甘いものを食べるとむし歯になる」ということは誰もが耳にしたことがあるのではないでしょうか。
それはなぜなのか、またどうすればむし歯のリスクを下げることができるのでしょうか。
なぜむし歯になるの?
むし歯の原因には「細菌」「糖質」「歯の質」の3つの要素があります。
そして、この3つの要素が重なった時、時間の経過とともにむし歯ができます。
①口の中のミュータンス菌が糖質を取り込み、歯垢(プラーク)を作る。
②歯垢(プラーク)の中でミュータンス菌がさらに増殖し、糖質から酸を作る。
③ 酸によって歯に含まれるカルシウムやリンが溶け出す(脱灰)。
④ 脱灰の状態を放置するとさらに進行し、歯に穴が開き虫歯になる。
このように、糖質は細菌のかたまりの歯垢(プラーク)をつくる一番の原因になります。
糖質とは?
糖質は炭水化物のうち、体で分解・吸収され、エネルギーとして使われるもののことです。
チョコレートやあめなどの甘いものに含まれているイメージがありますが、
ご飯やパン、麺類、果物、芋類など様々な食品に含まれています。
むし歯を防ぐためには食べ方が大切!
食事をしたり甘いものを食べたりするたびに口の中は酸性に傾き、歯の表面が溶けはじめますが(脱灰)、唾液の中和作用によりそれが修復されます(再石灰化)。
しかし、食べる頻度や量が多くなると、唾液の修復作用が追いつかなくなり、むし歯が進んでしまいます。
あめなどの口の中にとどまる時間が長いものを食べたり、喉が渇くたびに糖分を含む飲料を飲んでしまうと、口の中に糖分が残る時間が長くなりむし歯につながります。
そのため、だらだらと食事や間食をせず、規則正しく時間を決めて食べることがむし歯の予防につながります!
仕事や勉強をしながらだらだらお菓子を食べていませんか?
甘い飲み物で水分補給をしていませんか?
・だらだら食べをせず規則正しい食事を心がける
・食べた後はすぐに歯磨きやうがいをする
・間食で糖質を摂りすぎないように心がける
・水分補給は砂糖が入っていない水やお茶で行う
これらのことを意識して、甘いものと上手に付き合っていきましょう!
今回のブログの内容についてはもちろん、日々の食事や間食について気になることがございましたら、いつでも管理栄養士池田までご相談ください!
次回のブログでは糖質の限度量や具体的な食品の選び方についてお話しします!ぜひご覧ください♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。