みなさんこんにちは♪
歯科衛生士の藤原です。
新年明けましておめでとうございます!
2023年も皆様のお口の健康を守るため
おもてなしの心を忘れずクリニック一丸
頑張っていきますので
よろしくお願いたします!
さて今回は、私が前回お話しした
位相差顕微鏡のパート2です!!
前回のお話では位相差顕微鏡の検査方法など
お話しさせていただきました。
今回はより歯周病にフォーカスを
当てながらお話ししていきたいと思います。
『歯周病は世界で最も蔓延している病気』です。
自覚症状がなく、水面化で進行し
気づいた頃には手遅れ…ということも多いです。
歯周病の詳しいお話は
スタッフブログで以前お話ししていますので
そちらをご覧ください♪
では、どうしたら事前に予防できるのか?
ご自宅での歯ブラシはもちろん
歯科医院での定期検診も重要になってきます。
その際にお口の菌の細菌量や活動量を
知っていただくのが位相差顕微鏡検査です。
なぜ位相差顕微鏡でお口の中の細菌量や活動性を
見た方がいいのか?
まずお口の健康を維持するには
ご自身の口の中を理解することが大切です。
理解することによって、ご自身のホームケアの仕方を
工夫することができますよね。
細菌数が多いとどうなるのか?
まず単純に細菌数が多いと歯周病が進行しやすくなります。
そして前回もお話ししたみたいに
お口の中の細菌を0にすることは難しいです。
お口の中には様々な種類の菌が存在しています。
(プラーク<歯垢>1mgに対して10億個住み着いていると言われています)
その中には歯周病の原因となる歯周病菌も存在しています。
位相差顕微鏡で細菌を確認していくと
細菌量はもちろん歯周病菌の活動性も
見ることができます。
歯周病菌はヘビのように
うねうねした細菌になるのですが
この歯周病菌が活発に活動していたり量が多いと
歯周病進行のリスクが高いことになります。
実際当院でも位相差顕微鏡検査をする中で
歯周病がすでに進行してしまっている方は
歯周病菌の活動量が活発です。
また安定している人は歯周病菌の活動が比較的が緩やかです。
歯周病菌はほぼ皆様のお口の中に存在している菌です。
0にすることは難しいですが
正しいホームケアや歯科医院での定期検診で
活動量を穏やかにしていくことは可能です。
そして歯周病菌の活動量が活発なのか・穏やかなのかで
今後の定期検診の期間や
ホームケアで使うアイテムや方法が変わってきます。
歯周病に特化したケア用品を使った方がいいのか
虫歯予防に特化したケア用品を使った方がいいのか
今では様々なデンタルグッズが販売されているので
自分で選ぶのは難しいと思います。
だからこそ、自分のお口について理解を深め
お口について関心を持って頂き
ホームケアでのデンタルグッズ選びにも
活用していただけたらと思います♪
歯周病菌は目で見えるものではありません。
専門的な歯科医院で
検査を行い自分のお口の状態を知ることで
正しいホームケアを行っていただけたらと思います。
「私は大丈夫!」と思っていても
歯周病は気づかないところで進行してしまいます。
当院ではYouTubeもしており
そこでも位相差顕微鏡について
お話しておりますので是非ご覧下さい♩
森本歯科クリニックでは
皆様のお口の状態について詳しく説明させていただきます。
是非一度検診にお越しください♪
スタッフ一同お待ちしています!!