顎が小さいのは現代病!?

こんにちは!

管理栄養士兼歯科アシスタントの藤原です。

6月中旬になり、今年も梅雨の時期がやって参りましたが、

皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?

ジメジメして気分が上がりにくいかもしれませんが、お気に入りのレイングッズを活用して

少しでも雨の日を楽しめると素敵な一日になりそうですよね!

いや〜な湿気も吹っ飛ばせるくらいのキラキラパワーで、

今日も森本歯科クリニックは頑張ります!!

さて、皆様。

昨今歯科業界で問題視されている《顎の劣成長》についてご存知でしょうか?

え?顎って小さい方が小顔に見えるし良いんじゃないの!?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

確かに顎が小さい=小顔効果のイメージで羨ましいな〜と思いがちですが、

歯科からすると、顎が小さい=良くないこと とされています。

その理由は、顎が小さいことで永久歯が並ぶ充分なスペースを確保することが困難になるためです。

ではなぜ、現代のお子様方は顎が小さい子が多いのでしょうか?

それは、現代人の食事が《柔らかいものが多い》からです。

離乳食の話に遡ると、実は昭和・平成初期には、現代の離乳食のような柔らかいピューレ状のものは無かったのです!

しかし、現代では離乳食に限った話ではなく、食生活が西洋化されたことにより、柔らかい食事が増えました。

その結果、『柔らかいものが美味しい!』という一部偏った考えになってしまい、現代人は柔らかいものを好んで食べるようになりました。

柔らかい食事が多いとなぜ顎が小さくなってしまうのか?

そもそも顎の骨は、口周りの筋肉に負荷がかかり、筋肉が肥大することで骨の成長も促されるとされています。

なので、柔らかい食事だと、しっかりと噛む必要が無いため、顎の筋肉成長が正しくできず、顎の骨も成長が不十分になり、その結果顎が小さい状態となります。

このような時代背景などにより、顎が小さいことで永久歯が並ぶ充分なスペースを確保することが困難になる▶︎永久歯の生えるスペースが不足して歯列不正になってしまうという現代のメカニズムが生まれてしまいました。

このようなある意味現代病とも言える顎の劣成長を防ぐためにも、柔らかい食事だけでなく硬い食事も摂ることや、しっかりと噛むことを意識することが大切です。

特に、一口あたり30回以上噛めると理想的です!

《噛ミング30(カミングさんまる)》という厚生労働省が健康づくりや食育の視点から推奨する運動もあるほど、よく噛むことは大切とされており、

噛む回数が多くなることで顎の筋肉や骨の成長を促すことの他にも、

①噛む回数が多くなることで唾液の分泌量も増え、殺菌効果が高まり、虫歯の予防になる!

②よく噛むことで満腹中枢が刺激され、食べすぎ防止になる!

③歯茎が丈夫で健康的になる!

④脳が刺激され活性化される!

⑤よく噛むことで食物の消化がしやすくなり、栄養素が体内に吸収されるのを手助けしてくれる!

などなど、多くのメリットがあります。

これはお子様だけでなく大人に対しても同じメリットがあるので、ご家族皆様で共有していただき、よく噛むことを意識していただけると良いと思います。

でも、もううちの子は既に歯並びが悪くて…子どもが赤ちゃんじゃないから、今更取り組んでも顎は小さいままで、歯並びが悪いのはどうにもならないのでは?

とご心配されているそこの方!!!

ちょっと

是非一度当院でお子様の歯並び相談をされませんか?

お子様の歯列不正は改善出来る可能性があります!!

それも、ワイヤーやマウスピース矯正といった方法ではない、筋肉などにアプローチした方法で!

それが、お子様の身体に害を及ぼす原因となる悪習癖(口呼吸など)を取り除き、身体を健康な状態にすることを目的に当院で行っている【MRC矯正】です!

森本歯科クリニックでは、MRC矯正に関する無料カウンセリングを行っております。

近年、筋機能矯正(MRC矯正)への関心が高まっており、「うちの子の歯並びが心配で…」と保護者の方にお問い合わせをいただくことが多くなりました。

MRC矯正の適齢期は5~8歳となっているため、

「今はまだいっか…」では最善のタイミングを逃してしまう恐れがあります!

まずは詳しいお話を当院の歯科医師及びエデュケーターにご相談されませんか?

より詳しくお話を聞かれたい方は、

当院までお気軽にお問い合わせくださいませ!

スタッフ一同心よりお待ちしております。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


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