皆さん、こんにちは!!
森本歯科クリニック保育士・歯科アシスタントの安並です!
日中の気温も以前と違って穏やかになり、お子様達も外で元気いっぱい
体を動かして遊ぶことも増えてきたのではないでしょうか?
今回は、そんなお子様達に起こりうる
「歯が折れた・抜けた時の応急処置」
についてお話させていただきます。
子ども達は遊んでいて転んだり、遊具などから落ちてしまって顔を打ち、
お口の中を怪我することがあります。お口の中を切ってしまったりして傷を負うと
派手に出血することがある為、驚く保護者様もいらっしゃるでしょう。
[お口の中を怪我した時にどこを見るべきか]
まずは、お口の中が土などで汚れていれば拭き取ります。
その後、うがいで傷を洗い
出血が続くようであれば清潔なガーゼや脱脂綿もしくはタオルなどを押さえたり
噛んでもらうなどして圧迫止血をします。
また、歯を打った場合は
打ってしまった歯やその周辺の歯茎を触って
・歯がぐらぐら動いていないか
・歯が欠けたり折れたりしていないか
・痛みはどの程度感じているか
を確認します。
最初に上記の異常がなくても、後から腫れや痛みが出てくる場合もある為
しばらくは経過観察して下さい。
[歯が折れた・抜けた時の応急手当]
子どもが転んだ際、顎やお口をぶつけて
大抵はお口の中や唇が切れる程度で済みますが、
まれに歯が折れたり抜けたりすることがあります。
歯が折れたり抜けてしまった場合は飲み込まないようにお口から取り出し、
すぐに歯科医院を受診しましょう。
歯を落としてしまっていたら、探し出して歯根に触れないように持ちます。
ふたの付いた容器に牛乳を入れ、取れた歯がすっぽり隠れるように浸します。
牛乳がなければ、濡れたティッシュなどに包む方法もあります。
※氷水に歯を浸してしまうと歯の細胞が壊れてしまう為、ご注意ください。
歯根に付いている歯根膜を傷付けず、乾かさずに歯科医院に運ぶことがポイントとなります。
小さなご兄弟がいらっしゃって、すぐに受診することが困難だと感じられている
保護者様!ご安心下さい!
当クリニックは保育士による「託児サービス」
も行っておりますので、心置きなく受診していただけるかと思いますので、
お困りの際はぜひ森本歯科クリニックへお越し下さいませ。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。