虫歯になりにくい食事ってどんなもの?

みなさんこんにちは!

森本歯科クリニックの、歯科助手兼管理栄養士の池田です!

今回のスタッフブログでは「虫歯になりにくい食事」とはどういうものか、管理栄養士の目線からお話ししていきます!

 

虫歯になりやすい食べ物と虫歯になりにくい食べ物

砂糖を含んでいるもの、歯にくっつきやすいもの、口の中に残りやすいもの、酸を多く含むものなどは虫歯のリスクを高める食べ物です。具体的には、ガムやキャラメル、グミ、アメ、ジュース、チョコレートなどが挙げられます。

自然の甘みや噛みごたえがあり、食べかすが残りにくいものは虫歯のリスクが低くなります。具体的には、果物やせんべい、ナッツ類、野菜類などです。

 

歯を強くする栄養素

・カルシウム

カルシウムは歯や骨の主要な構成成分です。カルシウムを多く含む食品は種類が少なく、食品の種類や食べ方によって吸収率が変わるので、不足しがちな栄養素です!

牛乳などの乳類は、吸収率が高くカルシウム補給に最適です♪

小松菜やチンゲン菜などの葉物野菜や、海藻、大豆などにも含まれていますが吸収率はあまり高くありません。しかし、ビタミンDと一緒に摂ることで吸収率を上げることができます!

・ビタミンD

ビタミンDは腸からのカルシウムの吸収を促進させる働きがあります。ビタミンDは日光を浴びることによって皮膚で合成されます。しかし、紫外線対策で直接日光を浴びることを避けたり、コロナ禍による外出自粛などにより日光を浴びる機会が減りビタミンDが不足気味の方が増えています。1日に数分間だけでも日光を浴びることや、ビタミンDを含む魚介類や海藻類、きのこ類を積極的に食べるようにしましょう!

 

虫歯になりにくい食べ方

・規則正しい食生活をする

食べていない時間に唾液が分泌され、口の中の細菌の増殖を抑え、酸で溶け出した歯の表面を修復する再石灰化などの働きをします。

仕事や勉強などをしながらお菓子を食べたり、砂糖が入ったコーヒーや紅茶、ジュースなどを飲んだりしていませんか?だらだら食べを続けることで虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。また、糖尿病などの生活習慣病にもなりやすくなるため、全身の健康のためにも食事や間食の時間をある程度決め、規則正しい食生活をすることが大切です!

・ながら食べをしない

何かをしながら食べると、食べ物が口に入っている時間が長くなってしまい、虫歯のリスクを高めてしまいます。テレビやスマホを見ながら食べるのではなく、食事の時は食べることに集中して、正しい姿勢で食べるようにしましょう!

・よく噛んで食べる

よく噛んで食べることで顎や歯が丈夫になります。また、口の自浄作用をもつ唾液の分泌が促進され、お口の中をキレイにしてくれます。また、消化を助け、満腹中枢をコントロールすることで虫歯になりにくいだけでなく、肥満防止にもつながります。

 

今回のブログでは管理栄養士の目線から虫歯になりにくい食事や歯を強くする栄養素についてお話しさせていただきました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


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