タバコって歯に良くないの?

こんにちは!

歯科衛生士の村上です(^-^)

4月からの新生活みなさん楽しんでますか??

当院では新卒歯科衛生士さん2人が入社して

みんなで研修をサポートしています!

新しいメンバーが入るとより一層明るくなりますね✨

 

さて、今回のテーマは

『タバコが与えるお口への悪影響🚬💀』です。

 

なんとなくタバコを吸うと歯に良くないんだろな〜と

思っている方はたくさんいらっしゃると思いますが

具体的にどのように影響してくるのかご説明します!

 

まずはじめに、タバコが与える歯茎への悪影響です。

タバコの中にはたくさんの化学物質が含まれており、

その中でも歯茎へ悪影響を及ぼすのが

「一酸化炭素」と「ニコチン」が代表的な物質です。

 

「一酸化炭素」は組織への酸素の供給を妨げます。

「ニコチン」は血管を縮めてしまいます。

この2つの物質により、歯茎へ酸素が行き届きにくくなります。

そして、本当は歯茎に異常があり炎症を起こしていたとしても

気付くことができず、気付いたときには歯周病が進行し、

最悪の場合歯を失うことになってしまいます。

 

また、その関係で喫煙者は非喫煙者に比べて

歯周病の治療後や抜歯後、インプラント手術後の治りが悪いです。

 

次にタバコが与える歯への悪影響です。

タバコには「タール(ヤニ)」という物質が含まれています。

 

ヤニが歯に付着すると歯の表面はザラつき歯垢や歯石が付きやすくなります。

その結果汚れか停滞し、細菌が繁殖しやすく虫歯のリスクも上がります。

もちろん細菌の繁殖は歯周病にも関係してきます。

 

さらにヤニは粘着力があるため、コーヒーや紅茶などの色の成分も吸着させやすく

歯の黄ばみも目立ってきます。

 

では禁煙するとどんな変化があるのでしょうか?

 

禁煙を開始するとはじめは歯茎が腫れたり出血することがあります。

これは今まで血行が悪かった歯茎が改善され、正常な炎症反応が出ているからです。

そこから歯周病治療をすることで約1年後には本来の歯茎に回復してきます。

(※歯周病の進行の程度により回復の時間や結果は個人差があります。)

そして歯茎の黒ずみも時間はかかりますが、少しずつ健康な歯茎の色に戻ります。

 

禁煙することでお口の中の改善ができるだけではなく、全身の健康にとっても

メリットはたくさんあります😊

コロナ禍で喫煙スペースが限られているこのチャンスに

1度禁煙にチャレンジしてみませんか??

 

最後に、当院では定期検診でステイン除去をしています。

ヤニで汚れてしまった歯をツルツルにしてスッキリさせましょう!

ぜひクリーニング、定期検診にお越しくださいね☺️


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